W/F研磨機の評価と考察

W/F研磨機の評価と考察
大手技工所で導入され評価の高い研磨機があります。先日拝見させていただける機会があり製造メーカーを訪れました。デモンストレーションで社長様方が即決されるほど「使える機械」である
と実感しその評価を記載したいと思います。


完成度が高い。
1)2ステップですが最終(仕上げ)研磨まで自動でコンタクトポイント、マージンなど補綴物としての重要な点を損なうことがありません。
2)従来の研磨機にありがちな作業終了時の鏡面状態に生じるくすみがありません。
3)研磨材は寿命が長く安価、作業での熱の発生がありません。
4)粉塵の発生が無く環境を悪化させません。


安定した商品の提供が可能。
1)個々の補綴物が均一な鏡面状態で仕上がるため術者別による手作業での技術ムラ、品質のバラツキなどを生じることがありません。


技工作業時間の短縮。
1)レジンと金属を同時処理 たとえば硬レ前装冠,ポンティック前装部などレジンが築盛された物でも移行部のステップが無く艶だしが可能です。
2)技工作業での補綴物の作成で完成までに要する時間割合を示した場合、研磨に要する割合(時間)は全体の約3割と考えます。技工士による研磨は同時作業ができず1つ1つの手作業による研磨、本数分の累計となりかなりの時間を必要としていましたがこの時間を他の作業への移行や深夜に及ぶ時間外労働の解消など就労環境の改善にも役立つと考えられます。


Made in Japan
受注生産 しっかり作ってありますからメンテナンスフリーです。


現行機での課題は、価格、仕様が大手ラボ用であること、今のところクラウン、ブリッジが限界であること (ブリッジで連結部の研磨材の流れが弱まるため鏡面状態に仕上がらない場合があり補助的に手作業を加える必要があります。)などありますが、中規模の事業所への対応機種の発売や金属床やレジン義歯などへ今後応用できるようになれば市場は無限にあると思われ作業の効率が飛躍的に変わるだけでなく技工士の概念そのものも変わることになると思います。

ゲンゴローまさき

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by ihs3365 | 2014-02-24 13:35